基礎着工(新築注文住宅⑧)
整理、整頓を習慣化できる仕組みで収納する!
新築購入後、8人家族で子供6人と楽しく過ごす傍ら生活環境と住環境を改善するために日々精進しており少しでも皆様のお役に立つ情報を、「独断」と「偏見」と「快適さ」で発信する、4Sオヤジです!!
今回は新築注文住宅を建てた経験の解説となりますので、新築注文住宅を検討されている方の参考になる部分があれば幸いです!
地鎮祭
家を建てる前に、地鎮祭を行ないます。
(最近では地鎮祭を行う方は減ってきている様ですね)
そもそも地鎮祭とは、その土地の氏神様に、土地の使用許可を受ける儀式で、意味合いとしては新築工事の安全祈願と、そこに住まう人々の繁栄を願って行う儀式の様です。
そこそこで文化や風習が違う様に、地鎮祭の行い方や進め方も違うようです。
我が家の場合は、HMが手配してくれた神主さんにお願いする形で、「玉串料」のみ持参して参加しました。
玉串料はHMの方で3万円一律でいただくようにしていますとの事だったので、日本人の必殺技である「右へならえ!」で3万円を包み、実施いただきました。
実際にはやらない方もたくさんいる中で態々やらなくても・・・と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、妻との議論の末、「何かある度に、(あの時地鎮祭やってないからかな・・・)とか思いたくないよねぇ~( ´,_ゝ`)」という結果に落ち着き、実施しました!
身内数名と無事地鎮祭を終える事ができました!
基礎着工

地鎮祭が終わっていよいよ着工です!
先ずは家を支える土台である基礎部分の着工工事から始まりました!
ここで、基礎についていくつかおさらいをしておきましょう!
基礎の種類と重要性
基礎とは、地面と建物を繋ぐ、地味な様でとても大切な部分になります。
もちろん、基礎が悪いと上の家が如何に良い物を建てたとしても、地震等で倒壊する恐れがあります。
読んで字のごとく、家の基本であり土台となる基礎は、上に乗る家を守る重要な役割を担っているのです。
ここで基本的な住宅に使用される基礎の種類を知っておきたいですね!
布基礎
地面に対し、上に乗る家の柱や壁に合わせて基礎を設置させる基礎です。
イメージは、「線で支える」という感じでしょうか。
メリット :比較的安価に打設できる。
デメリット:強度としては他の基礎に比較して劣る
ベタ基礎
地面に対し、上に乗る家の1F床面積同等の面で設置させる基礎です。
イメージ的には「面で支える」という感じです。
メリット :一般的な住宅であれば、十分な強度をもって建てることができる。
デメリット:布基礎よりは価格的に比較して高くなる。
杭基礎
地面に対し、杭を刺してそこに一体化した基礎を床面積同等の面で設置させる基礎です。
イメージ的には、「足を地面に刺して立体的に支える」という感じです。
もっと簡単に言うと、地面に基礎を乗せている他の基礎とは違い、杭を突き刺して一体化させている感じですかね。
メリット :マンションや集合住宅などで使われる程強度が高く、地震に強い。
デメリット:他の基礎に比較して価格面で大幅に高くなる。
実際には一戸建て住宅で使用する基礎ならば、ベタ基礎で十分な強度を確保できるというのが一般的な見解なようですが、山の斜面や盛土、軟弱地盤などに家を建てる事を考えている方は、杭をいれる事を強くおすすめします。
基礎のチェック項目
基礎工事が始まって、実際に基礎を打設するのに、型枠と言われるものを現地で作成し、そこにコンクリートを流し込んで基礎を打設していきます。
コンクリートが固まった事を確認したら、型枠を外して基礎ができあがる訳ですが、その際にチェックしていただきたい項目がいくつかありますので確認していきましょう!
・基礎コンクリートにひび割れ(クラック)がないか?(幅0.5mmを超えるもの)
クラックがあると、そこから基礎内部に水が侵入し、中の鉄筋についてしまうとそれが錆びることで膨張し、基礎を内側から破壊させる事があります。
・表面のモルタルに剥がれ、浮き、変色、シミなどはないか?
施工不良が起こっている可能性はないかの確認です。
・隙間や空洞(ジャンカ)はないか?
ジャンカがあるということは施工不良である場合が多く、基礎強度が弱くなってしまう恐れがあります。
・白い粉のようなものがついていないか?(白華現象)
見た目があまり良くないので、モルタルで修復が必要です。
・鉄筋の露出はないか?
中の鉄筋に水分がついてしまうと、それが錆びることで膨張し、基礎を内側から破壊させる事があります。
・換気口の状態は大丈夫か?
換気口内部に大型の虫(G)や蟻等が入り込まない様に施工してあるかどうかが重要です。
基礎内部も換気ができなければ湿気の逃げ場がなくカビの発生や有害なものが発生する恐れもあり、何よりシロアリが侵入してしまいます。
・アリが通る穴(蟻道)が空いていないか?
住宅の大敵、シロアリが通れる様な通り道がないかの確認は必須です!
夢のマイホームをシロアリに食べられるなんて・・・考えただけで鳥肌がたちます((;゚Д゚))ガクガクブルブル
基礎断熱と床下断熱
同じベタ基礎でも、大きく分類して基礎断熱と床下断熱があります。
基礎断熱
基礎内部も保温対象とし、外気との直接的な通気を行わない断熱方法です。
「基礎内部も家の中」みたいな考え方ですね( ´,_ゝ`)
メリット :床下空調が利用できる、気密性が確保しやすい
デメリット:機械換気が必須で、怠ると床下にカビが生えやすい、基礎断熱材が蟻道になり得る
床下断熱
基礎内部は外気と直接通気させ、床下で仕切る方法です。
「基礎内部は屋外」みたいな考え方ですかね( ´,_ゝ`)
メリット :昔ながらの工法で技術が安定している、湿気による腐食リスクが低い
デメリット:気密確保の上で高い技術が必要、充填できる断熱材に限界がある
どちらも一長一短ありますが、基礎断熱の技術は比較的最近取り入れられている技術であるため、できるHMとできないHMがあり、施工できる業者も限られるため品質が安定していないのも事実です。今後基礎断熱のテクノロジーが進化すれば、そちらが主流になっていくのかもしれませんね( ´,_ゝ`)
以上、今回はこの辺で終わりにさせていただきます!
また次回もみていただけますと幸いです!
本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!
4Sオヤジ
はじめまして!4Sオヤジです!!( ー`дー´)キリッ
広島生まれの広島育ち。
整理整頓を習慣化できる仕組みで収納を作る!
妻の4Sママを筆頭に、お宅の生活空間を改善することで、皆様の生活をほんの少しでも快適にできればと事業開始。
現在は倉庫管理業務をする傍ら、家のグレードアップのお手伝いをさせていただいています!
家という生活空間の中で感じるストレスや小さな苛立ちは、部屋が散らかっていたり何かをしようと思ったときに直ぐに取りかかれない理由が存在するのものです。
その環境が変わることで、これまでのイライラとはおさらばし、人生という時間をより快適で豊かなものに変えていきます。
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