日射取得と日射遮蔽で光熱費を抑制【お役立ち情報①】
整理、整頓を習慣化できる仕組みで収納する!
新築購入後、8人家族で子供6人と楽しく過ごす傍ら生活環境と住環境を改善するために日々精進しており少しでも皆様のお役に立つ情報を、「独断」と「偏見」と「快適さ」で発信する、4Sオヤジです!!
今回は4Sお役立ち情報の発信です!ご自宅の間取りやレイアウト、片付け方の参考になる部分があれば幸いです!
日射取得と日射遮蔽
今回は、冬の日射取得と夏の日射遮蔽についてお話出来ればと思います。
電気代、ガス代、高騰し過ぎて高さエベレスト。
・・・そんなあなたに朗報です!!
自宅で最もエネルギー消費の大きな空調に関わる費用を抑える方法として、直ぐに取り掛かれる方法と、今から家を建てる方は超大切な情報となります!
日射取得とは
先ず、日射取得とは、太陽から放射される熱エネルギーが建物内に取り込まれることを指します。
建物内での日射取得は、特に窓から入る太陽光によって室内温度が上昇するため、冬であれば暖房負荷を軽減させ、暖かく快適な室内環境を比較的少ないエネルギー消費量で行う事ができます。
夏であれば冷房負荷を増加させてしまい、エネルギー消費量が増大する可能性があり、日射取得によって室内環境が暑くなりすぎると、快適性や作業効率の低下につながることがあります。
日射遮蔽とは
一方、日射遮蔽とは、太陽光を建物内に入れないようにすることを指します。日射遮蔽は、外部からの日射を遮ることで、夏であれば室内の温度上昇を抑え、冷房負荷を軽減することができます。
また、日射遮蔽は、適切に設計されることで、建物のエネルギー消費量を削減し、居住者の快適性を向上させることができます。
冬であれば、日射熱を取り込めない事で室内温度は低下し、暖房にかかるエネルギーが多く必要となり、寒く不快な室内環境となってしまいます。
日射取得と日射遮蔽はどちらが大事?
ならば『日射取得』と『日射遮蔽』どちらを意識した建物が良いのか?
答えは『どちらも意識した建物』が正解です!
そんな都合の良い話があるのか?と思われるでしょうが、あります!
例えば、私の住む広島県は日本の西部に位置し、四季がはっきりとしています。夏と冬の日射角は以下のようになります。
夏の日射角
太陽は南中高度が高く夏至では約80°近い角度で、ほぼ真上に近い位置にありますので、東から昇って西に沈むまでの時間が長いため、昼間の日射量が多く、夏場は建物内が非常に暑くなる傾向があります。
このため、日射遮蔽の効果が非常に重要となります。
冬の日射角
太陽は南中高度が低く冬至では約30°程の高さで、東から昇って西側に沈むまでの時間が短いため、昼間の日射量が少なくなります。
冬場は日照時間が短く、室内が寒くなる傾向がありますので、日射取得の効果が重要となります。
つまり、夏は日射遮蔽を意識し、冬は日射取得をする事が消費エネルギー削減にも繋がり、快適な住環境にしてくれる訳ですね。
日射を有効活用する方法
そして肝心なその方法とは、『窓上の庇(ひさし)』の取り付けです!
南側の窓の高さに対して、約三分の一程の軒の出幅が丁度良いです!
赤道線より北に位置する我が国日本では、基本的に南側では常に日射があり、その日射角度が夏と冬で変わるので、夏は庇がある事で日射遮蔽され、窓から入ってくる熱をカットできます。
冬は庇の影響を受けない角度から日射が入るため屋内が暖かくなるという仕組みですね!
わかりやすく図で説明するとこんな感じです。
冬場の昼12:00頃の状態
夏場の昼12:00頃の状態
広島県の気候は、夏場は非常に蒸し暑く、冬場は乾燥して寒い傾向があります。そのため、建物の設計においては、夏と冬の日射角の違いを考慮し、日射遮蔽と日射取得のバランスを取りながら、快適でエネルギー効率の高い建物を設計することが求められます。
もちろん、東西北の窓については、時間帯別の日射取得と日射遮蔽が必要となるので、正直窓の数やサイズを必要最小限にする事が望ましく、数が少なく小さい窓であれば、楽に管理する事ができると思います。
ここで疑問になるのが、建った後の建物ではどうにもできないのか?というお話。
大丈夫です!そういった方々にも方法はあります!
既に建物が建っている場合の対処法
1、南側の窓上に庇(ひさし)をとりつける
これは可能であればというお話ですが、もしできれば効果は絶大です!
2、室内のカーテンやシェードで調整する
1程の効果は期待できないものの、ノーコストで直ぐに取り掛かれる上に実際に効果はあります!
冬の場合は、午前中は東側に日射があるので午前中のみ開けて午後は閉める。
逆に午後は東側に日射があるので、午前は閉めておいて午後の日没まで開ける。
夏の場合は真逆をやれば日射遮蔽できますね。
3、オーニングで調整する
南側の窓上から、オーニングを使用する事で夏は日射遮蔽をし、冬はオーニングを取り外す事で日射取得を行います。
その他にも方法はあると思いますが、代表的なものは以上になります。
今から建物を建築される方は、窓の配置と庇の設置、建物の外皮材料や開口部の配置、シェードの設置などの設計要素を適切に考慮することで、快適な室内環境を実現することができます。
また、もっと詳しく知りたい方は「松尾設計室」の松尾先生の動画を参考にされてみたら良いかと思います!
非常にわかりやすく丁寧にご説明いただけていますのでありがたいです!
私も新築購入時に松尾先生の動画をすごく参考にさせていただきましたので、非常にオススメです。
新しい住環境での収納
新たな住居に引っ越した後や、住居内の環境を変えた場合に問題になるのが、「物の片付け」です。
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以上、今回はこの辺で終わりにさせていただきます!
また次回もみていただけますと幸いです!
本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!
4Sオヤジ
こんにちは!4Sオヤジです!!( ー`дー´)キリッ
広島生まれの広島育ち。
整理整頓を習慣化できる仕組みで収納を作る!
妻の4Sママを筆頭に、お宅の生活空間を改善することで、皆様の生活をほんの少しでも快適にできればと事業開始。
現在は、ご自宅で「片付けられない」と悩んでいる方達のお役に立つ事で、快適な空間での幸せな人生を取り戻していただくお手伝いをさせていただいております!
家という生活空間の中で感じるストレスや小さな苛立ちは、部屋が散らかっていたり何かをしようと思ったときに直ぐに取りかかれない理由が存在するのものです。
その環境が変わることで、これまでのイライラとはおさらばし、人生という時間をより快適で豊かなものに変えていきます。
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