断熱性能と機密性能は必要なのか?(②住宅購入時の注意点)
整理、整頓を習慣化できる仕組みで収納する!
新築購入後、8人家族で子供6人と楽しく過ごす傍ら生活環境と住環境を改善するために日々精進しており少しでも皆様のお役に立つ情報を、「独断」と「偏見」と「快適さ」で発信する、4Sオヤジです!!
今回は4Sお役立ち情報の発信です!ご自宅の間取りやレイアウト、片付け方の参考になる部分があれば幸いです!
断熱と気密について
日本で新築住宅を購入する際に、注目すべきポイントとして、断熱性能と気密性能が挙げられます。
断熱性能とは
まず、断熱性能についてです。日本の冬は寒く、夏は暑いため、室内温度を快適に保つためには、断熱性能が重要です。
断熱性能が低いと、冬場は暖房を入れても暖まらず、夏場は冷房を入れても部屋が冷えず、光熱費が高くなることがあります。
そのため、住宅の断熱性能を確認し、基準をクリアしているかをチェックすることが重要です。
また、住宅の断熱性能は、暖房や冷房などのエネルギー消費量を減らすだけでなく、快適性や健康面にも関係しています。
エネルギー消費量の削減
住宅の暖房や冷房などのエネルギー消費量は、建物の断熱性能によって大きく左右されます。例えば、冬場には建物の外壁や屋根からの熱損失が発生し、暖房によるエネルギー消費量が増えます。
一方、夏場には室内から外への熱の流出が発生し、冷房によるエネルギー消費量が増えます。断熱性能を高めることで、これらの熱損失や熱流出を減らし、エネルギー消費量を削減することができます。
室内の快適性の向上
断熱性能を高めることで、室内の温度や湿度を安定させることができます。
例えば、冬場には室内の温度が安定し、冷たい空気が流れ込むことが少なくなりますし、夏場には室内の温度上昇を抑えることができ、冷房の効果が長持ちします。
これにより、室内の快適性を向上させることができます。
健康面の向上
断熱性能が低い建物では、室内の温度や湿度が不安定になり、カビやダニなどの発生が促進されることがあります。
また、室内の換気が不十分な場合には、換気不良による健康被害のリスクもあります。
断熱性能を高めることで、室内の湿度を調整し、室内の健康環境を改善することができます。
以上のように、住宅の断熱性能は、エネルギー消費量の削減や室内の快適性、健康面の向上などに関係しています。
気密性能とは
次に、気密性能についてです。
気密性能とは、外気からの風や水、埃、虫などの侵入を防ぐ性能のことを言います。
住宅の気密性能が低いと、冬場は暖房を入れても暖まらず、夏場は冷房を入れても部屋が冷えず、また、空気が入り込んで部屋が乾燥したり、結露が発生することがあります。
さらに、外からの騒音や匂いも入り込みやすくなるため、居住環境が悪化することがあります。
そのため、住宅の気密性能も確認することが重要です。
住宅の断熱性能や気密性能は、省エネルギーにも関係しています。断熱性能が高く、気密性能が良い住宅は、室内の温度を一定に保ちやすく、エネルギー消費量が少なくなります。
そのため、光熱費の節約につながり、家計にも優しいです。
以上のように、新築住宅を購入する際には、断熱性能と気密性能を確認することが重要です。快適な生活を送るためには、室内環境を良好に保つことが必要であり、また、省エネルギーにも配慮することが大切です。
基準となる単位
断熱性能⇨UA値
UA値とは、建物の熱貫流率と熱容量の積で表される値です。熱貫流率とは、建物の外気と室内空間との間で熱が伝わる速さを表す値で、W/m2Kで表されます。
一方、熱容量とは、建物が蓄えられた熱をどれだけ保持できるかを表す値で、kJ/m2Kで表されます。
UA値は、建物の断熱性能を評価する上で非常に重要な指標の一つであり、値が小さいほど高い断熱性能を持つことを示します。
UA値は、建物の外壁・屋根・床などの断熱材の性能や厚み、窓やドアの性能などに影響を受けます。
また、熱容量は、建物の構造や建材の種類によって異なります。
一般的に、UA値が小さい建物ほど、外気温の変化に対して室内温度が安定しやすく、冷暖房の効率が良くなります。
日本の住宅の平均的なUA値は、1.5 W/m2K程度とされています。
しかし、現在の新築住宅では、断熱性能の高いUA値を目指して設計・施工が行われることが一般的となっており、0.8 W/m2K以下の住宅も増えてきています。
なお、建築基準法において、断熱性能が規定されています。平成27年に施行された改正建築基準法では、暖房期の熱損失係数を0.7以下、冷房期の熱貫流率を1.0以下にすることが義務付けられています。
これは、UA値に換算すると、0.8 W/m2K以下の断熱性能に相当します。また、建築基準法に基づく省エネルギー基準においても、建物の断熱性能が評価されることとなっており、より高い断熱性能が求められています。
機密性能⇨C値
C値とは、住宅の気密性能を表す数値のことです。
その家の大きさ(面積)に対して、どの程度の面積のスキマが存在するのかを表した数値になります。
ですので小さい数値の方が、気密性能が良いことになり、単位は[c㎡/㎡]です。
平成14年までは北海道で2㎠/㎡以下、その他の地域で5㎠/㎡以下、という基準が設けられていたようですが、現在ではその基準がありません。
理由としては、日本は夏は暑く湿度が高い、冬は寒く湿度が低いという季節による環境差が激しく、通風が必要であるというという観点もある様ですが、実際には気密性を高くするための建築ノウハウが日本のハウスメーカーに乏しかった事が1番の原因だと考えられます。
ちなみに以前までの基準の気密性では低すぎるのが現実です。
現在では気密性の重要性が広く理解され、1つの目標的基準値としてC値1㎠/㎡以下が望ましいと考えられます。
住宅としての断熱性と気密性
以上の事から一つの基準として、
UA値は0.5以下、C値は1.0以下
を1つの基準として家を買われると、後々の光熱費削減と、住宅の快適性に大きく寄与してくれるものと思います!
たまに、「オーバースペックな家はコスパが悪い」という営業トークを繰り広げる営業マンが居ますが、私個人の考えとしては「断熱性と機密性にオーバースペックという考えはない」と思っています。
それによりエネルギー消費が減る事でランニングコストが減る訳ですし、省エネの観点からもスペックが高いに越した事はないのです。
確かにイニシャルコスト(初期投資)は高くなる傾向にありますが、後の光熱費を考えると間違い無いと思います。
電気代やガス代等のインフラに関わる費用も大幅に上がっていますしね。
もう驚異的に上がり過ぎて笑いが出てきますよね笑
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以上、今回はこの辺で終わりにさせていただきます!
また次回もみていただけますと幸いです!
本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!
4Sオヤジ
こんにちは!4Sオヤジです!!( ー`дー´)キリッ
広島生まれの広島育ち。
整理整頓を習慣化できる仕組みで収納を作る!
妻の4Sママを筆頭に、お宅の生活空間を改善することで、皆様の生活をほんの少しでも快適にできればと事業開始。
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